「歩こう会」で一緒に歩いたA氏。
「94才の母親がいて、教会でお世話になっています。呆けの症状がありましてね・・・あんなんじゃ女房も逃げ出すのは当たり前です。」
歩きながら、さりげなく交わした言葉。軽く受け止めたけど・・・今になって彼の苦境が重く胸を打つ。
そうか、彼は独り暮らしだったんだ。だから、どこどこのカレーが旨いとか、あそこのラーメンはなどと言っていたんだ。順風満帆だったはずの彼の人生・・・後年の翳り。
あの当時すでに体調を崩していて、やっとの参加だったらしい。
「入退院を繰り返していたのよ」と、同じ町内のBさん。
「今日来るとき教会でお葬式があって、その名前が同じだとは思ったけどまさかA氏だったなんて!」と訃報に驚愕の態。
めくるめく月日は過ぎていく・・・。
《無常》・・・大いなる肯定。
「94才の母親がいて、教会でお世話になっています。呆けの症状がありましてね・・・あんなんじゃ女房も逃げ出すのは当たり前です。」
歩きながら、さりげなく交わした言葉。軽く受け止めたけど・・・今になって彼の苦境が重く胸を打つ。
そうか、彼は独り暮らしだったんだ。だから、どこどこのカレーが旨いとか、あそこのラーメンはなどと言っていたんだ。順風満帆だったはずの彼の人生・・・後年の翳り。
あの当時すでに体調を崩していて、やっとの参加だったらしい。
「入退院を繰り返していたのよ」と、同じ町内のBさん。
「今日来るとき教会でお葬式があって、その名前が同じだとは思ったけどまさかA氏だったなんて!」と訃報に驚愕の態。
めくるめく月日は過ぎていく・・・。
《無常》・・・大いなる肯定。