嘉助はもう早く、一郎たちのところへ戻らうとして急いで引っ返しました。

 嘉助は火星の暗示。
 早くはソウと読んで、相。
 一郎は一(uni→univers)/宇宙の暗示。
 戻るはライと読んで、頼。
 急いではキュウと読んで、球。
 引っ返すはイン・ヘンと読んで、陰、変。

☆火星の相(すがた)は、宇宙の諸が頼りである。
 球の陰(陽の当たらないところ)は、変/移り変わる。

*賢治は死ぬと冥府ではみんな輝く太陽になるという主張を抱いているけれど、自分ばかりは太陽の恩恵を受けて光る、光陰併せ持つ火星に位置づけている。