自分の言葉が相手にどんな印象をあたえるかを見さだめるだけで、わたしには十分なんです。わたしの言葉がなんの印象もあたえないか、彼がこちらの言うことにてんで耳をかしてくれないとしても、わたしとしてはひとりの権力の座にある人間をまえにして自由にものが言えたという満足が得られるわけです。

 印象/Eindrauck→Ahn druck/先祖、圧迫(苦境)
 耳/hort→Hort/頼りになるもの。

☆自分の言葉が相手の先祖に圧迫をあたえるかを観察するだけで、わたしには十分なのです。
 わたしの言葉が先祖の苦境に頼りにならないとしても、権力のある人間をまえにして自由である強制的解放をなす確信になるのです。