わたしは雨の閉じられた空間を好む。世間とは隔絶されたような錯覚を抱かせる孤独な静けさが好きである。

♪雨が降ります 雨が降る 遊びに行きたし 傘はなし 紅緒のかっこも 緒が切れた♪

 雨には人の行動を留める作用がある。
 雨に咲く山茶花や椿の紅さの温かさが冷たい空気をやわらげてくれる。


 雨が好きなのは、わたしの閉塞的な性癖のせいかもしれない。故もなく人に会うのが億劫なわたし。雨の日に部屋の片隅でじっとして無為な時間を過ごすことに慰められている。
(でも、「これじゃぁいけない」って、むしろ無理をして外に出ている傾向・・・寂しい性格かも)