「待ぢでるんだ。又三郎偽こがないもんな」
「あゝ暑う、風吹けばいゝな。」
「どこがらだが風吹いでるぞ。」
「又三郎吹がせだらべも。」
「何だかお日さんぼゃっとして来たな。」

☆対(向かい合う)幽の太陽は戯れである。
 諸を封じ、睡らせる、普く睡らせる。
 幽(死者の世界)の太陽を推しはかると、仮の秘(奥深くて計り知れない)の鬼(亡霊)である。