ちょっぴり寒い朝・・・雨戸やシャッターが開いてそれぞれの朝が来る。

 草の勢いも萎え枯葉が舞い始めると、水仙の芽がどこからともなく直立して緑の帯をなしている。
 風が冷たく頬を過ぎる。

「寒くなりました」「本当に」
 いつの間にかそういう挨拶に変化している秋の朝。今朝は肌に感じるか否かの微弱な細い雨模様・・・。


 しんみりと・・・なにかを思う。
 喜怒哀楽の激しい気持ちを離れ、ただゆっくり熱いお茶を飲み静かに物思う秋の朝、ひと時の安らぎに感謝したい。