
ムクドリだろうか・・・十、二十、三十・・・どれだけの数か・・・近くに巣でもあるのだろうか。
電線に列をなして止まっている。
その下の家の住人は複数の困難な事情が重なって窮している。
「生活保護を」という話し声が聞こえた。繰り返しそれを言っている。保護の申請でもしたのだろうか。外の立ち話であれば嫌でも聞こえてくる切ない会話の切れ切れ・・・。
生活保護が急増していると聞く。
若い働き盛りの失業者も増えている。新卒の就職でさえままならない昨今、この国はどうなるのだろう。
円高が国を逼迫させている。
どこを見ても寒い風が吹き荒れている日本(世界的な傾向か)。
黒い集団である鳥の群れも、どこか物寂しく、吉を封じ込めている感がある。