それはほんたうに知らない字が一つもないのかたった一本の鉛筆を佐太郎にやってしまったためかどっちともわかりませんでした。

 知らないはチと読んで、千。
 字はジと読んで、慈。
 一つはイツと読んで、溢。
 一本はイツ・ホンと読んで、逸、品。
 鉛筆はエン・ヒツと読んで、演、謐。
 佐太郎はサタからsatellite(衛星)/月の化身、暗示。

☆千(たくさん)の慈(いつくしみ)に溢れ、逸/すぐれた品を演べる謐/静かな月である。