視力が著しく落ちている。
 前から歩いてくる人の顔が識別できないほど。

 当然文字も眼鏡なしには読めない。にもかかわらず、日常茶飯事の事は分かっていると高を括っている。
 
 ああ、やってしまった失敗・・・。
 お金が手薄になり少し下ろすべくカードを持って○○へ。
 
「暗証番号が違います」
 やり直して再び「暗証番号が違います」そんなはずではと再度。
 三回目で紙片と共にカードが戻ってきた。

「恐れ入りますが窓口へ」と書いてある。
(全く何でなのよ!)

 窓口の人に「どうしてですか」と差し出す(わたしは間違っていないのに)。

 一目見て「あっ、これは△△のカードです」

 ショック!折角ここまで歩いてきたのに意味ないなんて!絶叫したい気分。
 滅多に銀行には行かないので銀行のカード類はお財布に入れていない。

 とぼとぼ家に帰りつき・・・つくづく目が悪いことを自覚しなくてはと思った恥さらしのわたし。