一見子供っぽいふざけ気分で手をまるめて望遠鏡の真似をしたり、それに類したつまらぬ事をしているときでも、あるいは、何の意味もなしにKに目くばせをしてみせたり、口ひげの手入れに余念がないように見えるときでもそうであった。

 子供っぽい/Kindlichen→Kenntlich/見分けうる、分かる。
 ふざけ気分/Spiel→sperre/遮断、閉鎖。
 目くばりをする/heruberblinzlten→heruberbldringen/こちらに突き進んでくる。
 望遠鏡/fernrohre→Fern rohre/地下通路。
 口ひげ/Barte→wart/監視。
 手入れ/Pflege→Pflicht/義務。

☆一見して見分ける遮断(閉鎖)国家のの過去(昔)。
 地下通路を使ったり、それに似て意味もなくこちらへ突き進んでくるし、とりわけ監視の義務を働かせるように見えた。