三郎はみんなの見てゐる中を眼をりんとはってだまって昇降口から出て行って追ひつき二人は運動場を(通って川下の方へ歩いて行きました。)

 見るはゲンと読んで、現。
 中はチュウと読んで、昼。
 眼はゲンと読んで、限。
 昇降口はショウ・コウコウと読んで、衝、黄光。
 出てはスイと読んで、衰。
 行ってはアンと読んで、暗。
 追いつきはツイと読んで、墜。
 二人はフタイと読んで不退(あの世)
 運動場はウン・ドウジョウと読んで、云・道場。

☆太陽が現われるのは昼に限る。衝(かなめ)の黄光は衰え暗くなり墜/地に落ちる。
 あの世は云わば道場である。