わたしの祖母ソヨさんは、わたしが子供のころ見た限りではすでに腰が曲がり、お婆さん然としていた。
 わたしが12才のとき77才で亡くなったのだから、70代の姿。
 わたしは60代半ば・・・《でもまだあんな風にまでは》と思っていた。

 けれどそんなことはない!
 鏡で確認してみると、明らかに背中は丸くなっている。運動嫌いのわたし、年齢に逆行などということもなく、順行?している事実を知った。
 腰にもすぐ負担がかかり痛みを感じるし、ソヨおばあさんに近づいていることは明らか。認めたくない気持が先行し《まだまだ》と高をくくっていた自分が恥ずかしい。

 そう、年を取っていく自分に素直にならなくてはいけない。

 年を取り老婆になっていく自分を、毅然と迎え入れなくてはいけない。


 新しく《老い》のエリアに入っていく新人。《よろしく》