するとその間あのをかしな子は何かをかしいのかおもしろいのか奥歯で横ちょと舌を嚙むやうにしてじろじろみんなを見ながら先生のうしろに立ってゐたのです。

 奥歯は、オウシと読んで、奥志(もっとも深いわけ、奥義)
 横ちょは、横/side、サイドと読んで、済度(迷いの為に苦しんでいる衆生を救って悟りの彼岸にわたすように導くこと。
 舌は、シタと読んで、叱咤(叱りつけること、励ますこと)
 嚙むは、カムと読んで、カムイ(神/アイヌ語)

☆最も深いわけの済度で叱咤し、神のようにしてみんなを見ながらたくさんの星のうしろに立っていたのです。