Kは、いまはフリーダとふたりきりであった。ちらっとオルガのほうを見ると、例の知り合いの男のそばへ行って、高い樽のうえに腰をかけて、足をぶらぶら動かしていた。

 (一緒)mit・・・手だて。
 ちらっと/fluchtig・・・うわべだけの、逃走する。
 weg・・・道、方法、手段。
 知り合い/Bekannten→bekunden/証明する。
 樽/Fass→Hass/憎しみ。
 Huussen→fassen/収容できる。

☆いまはフリーダ(平和)が唯一の手だて(手段)であった。
 逃走を突き止め証明する方法を見出す、非常な憎しみの収容でさんざん苦労していた。