質素倹約を旨とする・・・ていうか貧民生活のわたし。
 なのに、増えていく物、物、物。

 処分・・・思い切って処分・・・したはずなのに、なんで、何でこんなに棚が詰まるほどになるのか・・・。

 さりげなく新参物(?)を、とりあえず棚に片付ける。

 そして「あらっ、窮屈で入らないわ」と、改めて点検、処分。
 なのに再び・・・。

 山頭火のように、茶碗と箸があればいいというほどの生き方を指標にしている。他人から見れば質素すぎるわが家、それでも物は増え続けている。

 物を手に入れる・・・自分のものにするという所有欲・・・。
 
 もしもわたしが死んだら、「何もかも全部捨てて頂戴」と頼んではいる。

 しかし、最近聞くところに因ると、処分には相当な金額が掛かるらしい。
 50万円とも100万円とも聞く数値の高さに驚愕し、少しでも遺族の負担を減らそうと、すでに向こう(あの世)の人間になりきって片づける決心をしている。

 それなのに鈍る怠慢・・・未練?執着?

 ああ、人間の業の深さよ!