
わたしの運動能力はきわめて低い、というか・・・強度の怖がりや・・・意気地なしである。
どぶ川でさえも渡れない。
学校の遊具なども怖かった。
あらゆる障害(大げさ?)を乗り越えてきたわたし。
エスカレーターも自動の歩道も怖い・・・あの回転ドアはまだ入ったことがないという体たらく。
わたしほど情けない人間はいないとずっと悲観していたところ・・・この世には・・同類がいるということを発見。
きわめて珍しい・・・希人類(?)ともいうべき人に遭遇。
見かけは普通の紳士・・・しかし!
この人は、さりげなく回転ドアの前で躊躇い、「普通のドアはどこですか?」とわたしに聞いたのである。
その時のわたしのこみ上げる感情をどう表現したらいいのか・・・わからないほどの興奮を必死に抑えたわたしでありました。