『与えられたとせよ:(1)落ちる水、(2)照明用ガス』
 様々な材料を用いたアサンブラージュ:古い木製ドア、レンガ・・242.5×177.8×124.5㎝

 作品の正面(入り口)である。作品は立体で折り畳み式になっている由。実際に見たことがないので図版に寄るしかないが、自然(野原)に大股を拡げ陰部をあからさまに見せた全裸の女性。手には照明用のガス燈を持ち、辺りの景は川(水)と林、天空(青空)である。

 《原初》、はじまり・・・DNAの解析に寄れば人類の祖はアフリカのお母さんと言われている、そこまでしか辿れないとも。

 原風景、水と光(太陽)、ガスは天然に存在。
 究極の景を探った構造、レンガ(火を使うこと)の仕様アーチには止め石があることで人智の発端を知らせている。

 写真は『DUCHAMP』TASCHENよりジャニス・ミンク