あめんぼと雨とあめんぼと雨と

 あめんぼと雨とあめんぼと雨と・・・これは、南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経のリズム。アーメン・アーメンとも。ずっと繰り返して無の境地に入っていくような、それでいて可愛い響き。いやがうえにも《水》を連想させる。あめんぼという小さな生き物と雨という大自然の動向を対峙させている妙。不思議に虚を衝く作品である。

 あめんぼと雨とあめんぼと雨と(飴棒雨飴棒雨)はイ・ホウ・ウ・イ・ホウ・ウと読んで、依、豊、雨、偉、宝、雨。
☆依(頼りにする)豊かな雨、偉(並外れて優れている)宝の雨。

 あめんぼと雨とあめんぼと雨と(飴棒雨飴棒雨)はイ・ホウ・ウ・イ・ボウ・ウと読んで、委、放、迂、為、謀、有。
☆委(他人に任せるもの)を放つ。
 迂(遠回り)を為す謀(はかりごと)がある。

 あめんぼと雨とあめんぼと雨と(飴棒雨飴棒雨)はイ・ボウ・ウ・イ・ボウ・ウと読んで、痍、暴、羽、衰、貌、烏。
☆痍(傷つき)暴れる羽、衰えた貌(すがた)の烏である。