何となく知らないうちに年を取ってしまったお婆さん。
「転ばないように気を付けてね」「長生きしてくださいね」などと声をかけて頂くと(ああ、自分はどこから見ても年寄り)なんだと実感する。

 肩の力を抜き頑張り過ぎない・・・だらしない日常は、点数で比較されることもなく叱られることもない。後悔は山のようにあるけれど(ごめんなさい、力足らずで)とやり過ごす傲慢、恥ずかしい人間でもある。

 かくれんぼしているような淋しい人生、《もういいかい? もういいよ》と誰かが言ってくれるのを待っている。