去年今年貫く棒の如きもの(高浜虚子)
去年今年貫く棒の如きもの(去年今年貫棒如物)はキョ・ネン・キン・ネン・カン・ボウ・ジョ・ブツと読んで、拠、然、襟、燃、感、茫、如、打つ。
☆拠(より所)は然るに襟(心の中)にある。
燃える感(印象)、茫(はっきりしない事)に如(匹敵すること)を打つ(大いに語る)。
去年今年貫く棒の如きもの(去年今年貫棒如物)はキョ・ネン・キン・ネン・カン・ボウ・ジョ・ブツと読んで、虚、念、禁、粘、勧、昴、如、打つ。
☆虚(中身がない)念(考え)を禁じ、粘ることを勧める。
昴(まとまって一つになること)に如(匹敵すること)を打つ(述べあげる)。
去年今年貫く棒の如きもの(去年今年貫棒如物)はキョ・ネン・コン・ネン・カン・ボウ・ジョ・ブツと読んで、炬、燃、昏、然、貫、忙、除、仏。
☆炬(松明)が燃え昏(日が沈んで暗い)、然るに貫(最後までやり抜く)忙しさがある。
除(旧年を押しやって新しい年を迎える)仏(仏事)がある。