『ローズ・セラヴィに扮したデュシャン』

 拘り、自分の中に潜む女性。主張としての女装かもしれない。
 明らかに異なる性、『泉』に見る身体の相違。
 けれどどこかに違和感がある、要素の相違を超えた女性への渇望。

 lgbtq、レスビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー・アイデンティティ。
 Questioning、詩的思考や性自認が明確でない人、様々な人がいるということを社会的に認可すべき時代が来ている。思い悩むことなく堂々と、否むしろ自然に自分の性を主張できる時代を望んだのだと思う。
 みんな違うことの尊厳は人間社会の守るべき約束である。
 デュシャンの主張を支持したい。

 写真は『DUCHAMP』TASCHENよりジャニス・ミンク