今日は「布遊びの会」の展示会を見に行く。
 布遊び・・・この言葉を聞いただけで胸が躍る、熱い気持ち、わたしも日がな一日布と遊んでいられたらと思う。もうこれは子供の頃からの思いで、長じてからもずっと抱き続けた夢。
 なぜ実現できないかと言えば、一言で言えない事情、ざっくりいえば忙しかったからである。

 でも今は毎日が日曜日状態・・・。悲しいかな、どういうわけが飯島晴子や山頭火の引力が強すぎて布遊びにまで届かない。買い物ついでの布の購入、ネットで買ったこともあるたくさんの布切れ。
 わたしの死後、これらの布を見て、首を傾げて笑うのではないか。どうするつもりだったのかと。 

 時々思う、形にならなくても、布を手にした瞬間だけは《夢》を見ていたのだから良いのだと無理にも自分を納得させる。積み重なった布の山、下の方はすでに記憶が途切れている。

 夢は消えて無くなるのに物は然と残存する。
「片づけろよ」との指令、布切れをわたしと一緒に片付けてと言いたい!