
『薬局』
レディ・メイド:販にグアッシュで加筆
裸木の乱立、水(川)の寒々しい景のスケッチ(既製の図版)に加筆。
赤と黄の人物らしき立像・・・男女の判別は不可である。人であるならば男女の別は是非知りたく推し量る常がある。
赤い着衣だから〈女〉か?
黄色の着衣だから〈男か女か〉か?
判断しかねるが、赤は女性、黄色は不明だが男の可能性が・・・などと想像する。
人の印象はまず男女の区別から始まる。様相からの情報、どちらかを決めることで距離を縮めるという心理。(どちらでもない、あるいは逆かもしれない)などは例外であって想定外である社会への判断を仰ぐ告発とも思える一枚の加筆された図版である。
写真は『DUCHAMP』ジャニス・ミンク/TASCHENより