『神々の怒り』

 神々の怒り・・・理に反することへの畏れ、順当さを欠いた不自然な有り様ではないか。

 真善美、真でも善でも美でもなく、衝突、破壊を伴う事故の前触れ、前兆の静けさである。破滅の予兆こそ神々を怖れされるものであり、怒りを買う条件ではないか。

 人為的な事故や破損は偶然ではなく、意志あるところの判断の間違いに因る。
 不条理とも違う《人間の傲慢》ではないか。

 神々の怒りは人間界の傲慢への誹謗である。

 写真は『ReneMagritte』展覧会カタログより