柊をさして堅田のまくらがり(大峯あきら)

 柊をさして堅田のまくらがり(柊挿堅田枕狩)はシュウ・ソウ・ケン・デン・チン・シュと読んで、醜、争、喧、伝、鎮、須。
☆醜い争いは喧(やかましい)と、伝える。
 鎮める須(必要)がある。

 柊をさして堅田のまくらがり(柊挿堅田枕狩)はシュウ・ソウ・ケン・デン・チン・シュと読んで、修、層、兼、殿、枕、主。
☆修(おさめたもの)は層(幾重にも重なり)兼ねている。
 殿(しんがり、最後尾)より枕(最初、はじめ)が主(中心)である。

 柊をさして堅田のまくらがり(柊挿堅田枕狩)はシュウ・ソウ・ケン・デン・チン・シュと読んで、執、捜、験、伝、珍、手。
☆執(拘って)捜し験(確かめ)伝えるのは珍しい手(手法)である。

※柊を挿すのは鬼や邪気が家に入り込むのを防ぐお呪い。
 堅田は地名、ここでは柊を戸口に挿して家の中を真暗にする風習があるのだろうか。
 堅田は乾燥した堅い土。まくらがり(枕狩り/稲刈り)は重労働である故、どうか無事に困難な仕事を乗り切れますように、災害などに遭わぬように、という祈りを込めた呪い。