雨傘の上のコップに入った水。
 雨傘は地球であり泥の玉、コップの水は生命の水であり、循環(三態)を示唆する。

 水は地球の土壌に吸い込まれ、再び地上に現れ虚空へ霧散する。このサイクルこそ、存在の根幹であり、存在の究極の答えに等しい。存在するが不在であり、不在であるが存在として表出するサイクルを言及する課題がこの作品にあると思う。

 写真は『ReneMagritte』展覧会カタログより