約束の寒の土筆を煮て下さい(川端茅舎)

 寒の土筆などというものはない、土筆は春に芽を出すものである。

 寒は寂しく貧しい。カンと読んで、完。
 土筆はド・ヒツと読んで、土、畢。
 煮はシャと読んで、謝。
 下はカと読んで果。

☆約束(前もって定まっている運命)を完(全うする)。
 土([仏]世界、国)を畢(終える、締めくくる)。
 謝(衰えたことを謝る)果(結末)でございます。


 寒のつくしたうべて風雅菩薩かな(川端茅舎)

 寒のつくし(土筆)は幻である。
 風雅(みやびで趣があること、芸術)
 菩薩(悟りを求めて修行する人、仏になろうと志す人)

☆寒のつくし(まぼろし)に生き、風雅菩薩(芸術をもって悟りを求める菩薩)になるかもしれない。