紙芝居は三分から十分くらいの短い話である。それを人(子供から高齢者)に見て頂く。
 読めば読むほど難しい、自分が納得すればいいというわけでなく、対象者の心に響かなければ意味がない。
 最初の頃はただ恥ずかしいばかりで早口に終わり(ガッカリ)の心境は見てくださる人にも失礼な結果だったと思う。

 紙芝居の作家の真意をつかんで届ける難しさ。
 コロナで実演が激減、こちらの方はどんどん年を取り活舌が悪くなりはしないかとの心配も加速。
 声の出し方、リズム…納得の域まではなかなか届かない。(大丈夫だろうか)何時も心配している。心配が見えてはそれこそ滑稽・・・くよくよドキドキしているわたし。

 見てくださる人が少人数(三人とか)でも頑張る、多ければハラハラ、いつも揺れ動いている未熟者。ため息…練習しかないかも。それも近所に聞こえるのではないかと雨戸を閉めてからの練習、どこまでも小心者である。