何をするわけではない、なのに夕方にはすっかり疲れ身体が重い。(一杯飲みに行こうか、の解放感など微塵もなく肩を落とし重い腰をあげて夕飯の支度)

 何もしなくても空腹を感じる、食材の買い出しに行けば、青菜を茹でたり魚を下ろしたり、様々な手間が待っている。仕事とも呼べない些事に費やする時間は侮れない。
 そんな日常の些事にさえため息をつくほどの倦怠感。

 唄いながら楽しく踊るように家事をこなす、ドラマのヒロインになる妄想でもしようか・・・。
 毎日繰り返される家事を楽しくこなせる女性は幸せであると、ボーボアール(第二の性)は述べている。

 現実を離れ、歌うように楽しく暮らす。嘘でもいいから自分をだまして、無理をする! うん、《人生は舞台である》これでいこう!(気分だけでも)