日本の漫画、アニメは世界を席巻するほどの勢いである。高度な技術に裏打ちされた作画、練りに練った話の展開は予想を覆しながら読者を夢中にさせている。

 わたし自身は全く漫画を読むことも見ることもない、指を銜えた傍観者。まるでキラ星を見る心地で驚きつつ眺めている。

 わたしも漫画もどき、漫画らしきものを描くことがあるけれど、まったく笑止。問えるレベルではない。
 そんな風でも描くことに意味はあるだろうか。妄想、幻想に遊ぶエリアでの繰り言。
 最近、青林工藝舎という名前を見てハッとした。どこか懐かしい名前に聞き覚えがあったからである。