雨は悲しいが、喜雨ということもある。
いま突然の雨が激しく降り始めた。炎天が続いた昨今、妙に心にしみる和みの雨である。
小学校の頃は雨が降り出すと母親が傘を持ってくるという景が普通にあったけれど、豪雨でもない限り迎えに来るということもない。
♪蛇の目でお迎え嬉しいな~♪なんていう歌、今の子供にはクイズのレベルである。
様々なことが今は昔の話になり、風景は変化している。(何か付いていけないと感じるほど)
「お婆ちゃんには分からないだろうな」などと孫に言われると隔世の感に戸惑ってしまう。
分からないことだらけの日常、正義の尺だけは変わらないと思うのにロシアの教育には驚かされる。
太古の昔からの雨は変わらず圏内を巡回している。(核の汚染、放射能が交ってすでに変化しているだろうか)
窓から眺める雨、ロマンは消え杞憂にくれている。