立つたまま絞る雑巾冬の山
立つたまま絞る雑巾冬の山(立儘絞雑巾冬山)はリュウ・ジン・コウ・ゾウ・キン・トウ・サンと読んで、溜、塵、慌、増、禁、蕩、散。
☆溜(たまる)塵(ごみ)に慌(狼狽える)。
増やすことを禁じるが蕩(だらしなく)散らかす。
立つたまま絞る雑巾冬の山(立儘絞雑巾冬山)はリツ・ジン・コウ・ゾウ・キン・トウ・サンと読んで、慄、刃、光、憎、襟、刀、賛。
☆慄(震えおののく)刃(刃物)の光を憎(嫌う)襟(心の中)。
刀は賛(褒め称える)。
立つたまま絞る雑巾冬の山(立儘絞雑巾冬山)はリツ・ジン・コウ・ゾウ・キン・トウ・サンと読んで、律、尽、考、造、謹、踏、三。
☆律(決まり)は尽(すべて)考えて造(こしらえている)。
謹んで踏まえる三つがある。
※絞った水が然るべく所に落ちるようにしゃがむか下を向く。立ったままというのは冬の山に対峙する冬の覚悟、あるいは冬の山の荘厳さに魅せられためか。