電話が鳴ると、昔は催促かやり直しの依頼が多かったので、ドキッとした。

 今は「体調が思わしくないのでお休みします」というサークル前の電話に胸を痛めている。

 そうしてもっと辛いのは・・・。
「昨夜亡くなりましたのでご報告させていただきます」「・・・」
 食事もとれず水も飲めず、酸素も100%、処方の薬もストップという一昨日の甥の電話に息をつめていたら「ケイ叔父さんより先にうちの父が昨夜亡くなりました」と姪の電話。

 二人の義兄が・・・次は、動悸がする。
 あと少し、もう少し、不具合ありアリの身体を抱えて生きねばならないわたしも辛い。

 希望、前向き、ファイトの言葉が遠くなる。ドンマイ、ドンマイで行くしかなく、頭の中が真っ白である。

 本日のサークル、何人が来れるだろう。