すぐに立てない、立ったら立作業はみんな済ませてしまおうと頑張る。立作業と言ったって食事の采配、洗濯物を干したり取り込んだり、玄関の乱れを治したりと、そんな日常の(ねばならない仕事)である。ちなみに立ったらって・・・トイレにね。

 頑張らない日常は退化しつつある筋肉をさらに鈍化させている。左右を向く首振り、そのくらいはできる、でも体を捻って物を取るのに無理をすると《あっ、いた痛い》と。

 歩き方も前かがみ、掴まるところがあれば必ず支えのためにつかまる。転倒での青あざ、複雑骨折に至る友人の悲劇を目の当たりにすると転ばぬ先の用心は必須。

 どこから見ても本物のお婆さんに進化している。
 まさかね、お婆さんになるまで生きているなんて思ってなかったけど、自然にそういうことになっている。

 腰が痛むのでクリエイトで腰痛用のバンドを購入、でもまだ未使用。傷みがひどくなった時のために張り薬、痛み止めなどの用意もしているけど、いざとなったら医者か整骨院へ駆け込むのが速いかもしれない。
 何はともあれ、年を取ると《要らぬ心配》で身体がコチコチ、本物の年寄りであることの自覚、これが一番大切かも。