猛暑も老いの道も倹しさも、近隣の訃報もすべて止むなきことと受け入れ承諾している。
けれど、何故?の思いは強く条理を外しているとさえ憤る。
異常な暑さ、日進月歩(?)の怪しい劣化、人が消えて亡くなることの慟哭・・・受け入れがたい残酷の渦中を払拭できない。
しかし、太古より、人は総てを受け入れ連鎖の歴史を疑いなく生き抜いてきている。わたし達はその循環の中で組み込まれているに過ぎない。
謹んでこの大きな循環の中に《泡》として消えよう。無抵抗、人類の犯した罪(発展とも呼ぶが)に抗わず、懲罰としての刑を甘んじて受け入れよう。
艱難辛苦を笑い飛ばす術、その秘密の解明を幼稚な頭脳で思案することを、人としての責務と心得、陽気に転化していきたい。
日々の思索は幻想にすぎないかもしれない。