孫たちの元気は呆れるほど、この猛暑のなか虫取りに出かけたという。
虫も好き、外も好き。
絵も字も上手、文章もうまい。ピアノも続けている三人は自由で飛び跳ねている。長男はギター部やパソコン部(?)にも入っているらしい。
自由闊達な孫たちに目を細めるというより驚嘆している。
わたしの子供の頃と言ったら何にもしないでボォッとしていただけの地味でつまらない淋しい日常、友達が「家で勉強する」といったことに、家に帰ってまで勉強するのかと驚いた子供のわたし。つまらないまま大人になり高齢者と化した、つまらない人生だったかもしれない。
いまさら嘆いても始まらないけど、これからの子供がエネルギッシュなのは何より。
本当にわたしの孫なの? よその子みたい。
完敗だけど、おばあちゃんも頑張るよ、寝言ばかり言っているわたしは恥ずかしい。