金屏風何んとすばやくたたむこと

 金屏風何んとすばやくたたむこと(金屏風何素早畳事)はコン・ビョウ・フ・カ・ソ・ソウ・ジョウ・ジと読んで、困、病、怖、苛、疽、早、浄、恃。
☆困(苦しむ)病(やまい)は怖く苛(厳しい)。
 疽(悪性の腫物)が早(速やか)に浄(きれいになること)を恃(頼む)。

 金屏風何んとすばやくたたむこと(金屏風何素早畳事)はキン・ビョウ・フ・カ・ソ・ソウ・ジョウ・ジと読んで、金、平、普、価、其、総、常、事。
☆禁(尊い)平(平等)は普く価(値打ち)がある。
 其れは総て常(何時までも変わらない)事である。

 金屏風何んとすばやくたたむこと(金屏風何素早畳事)はキン・ヘイ・フ・カ・ソ・ソウ・ジョウ・ジと読んで、襟、蔽、腐、歌、組、総、情、治。
☆襟(心の中)を蔽(見えなくすること)に腐(苦心する)歌である。
 組(くみ合わせた)総てに情(ありのままの事実)を治めている。

※金屏風、雛飾りは早く仕舞わないと婚期が遅れるとの言い伝え。真に受ける真面目さを多少揶揄している。