えっ、何!
「はい」と指差されてドキッ、「次はあなたの番」と。
混乱する頭、胸中。地の底へ堕ちていきつつ浮力でふわり、他にも誰かいるようだけど見えない闇。
「あぁ、わたし死ぬの?」声が喉で滞っていた。(終わり、終末、最後、断絶、これっきり)
慟哭寸前の緊張、驚愕。
まさに死ぬ瞬間の夢、ここから先は何もない所へ突き落される。《誰でも一度は経験する》ってこのことなの? 夢のなかでの胸の震え。
どうやら生きて(生還した)わたし。(身の回りを片付けなくちゃ、捨てなくちゃの焦り)用意がまだ出来ていないらしい。