仏手柑の垂るる暾に子を呼ばふ

 仏手柑の垂るる暾に子を呼ばふ(仏手柑垂暾子呼)はブツ・シュ・カン・スイ・トン・シ・コと読んで、仏、守、貫、遂、惇、志、冴。
☆仏を守ることを貫き遂(やりとげる)。
 惇(まこと)の志(誠意や感情の気持ち)が冴(澄み渡る)。

 仏手柑の垂るる暾に子を呼ばふ(仏手柑垂暾子呼)はブツ・シュ・カン・スイ・トン・シ・コと読んで、打つ、趣、刊、誰、頓、恣、誇。
☆打つ(大いに語る)趣(志すところ、狙い)を刊(出版する)誰か。
 頓(にわかに)恣(勝手気ままに振舞い)誇(大げさに言って偉ぶる)。

 仏手柑の垂るる暾に子に呼ばふ(仏手柑垂暾子呼)はブツ・シュ・カン・スイ・トン・シ・コと読んで、物、衆、観、衰、遁、姿、枯。
☆物(世間)の衆(人々)は観(よく見ている)。
 衰(勢いがなくなり)遁(密かに逃げる、隠れる)姿の枯(衰え)を。