根気がない、何をしてもすぐ疲れ、ため息をつく。
 ため息をつくときには必ずどこかに寄りかかるか支えが必要で、まっすぐ立って汗をぬぐうという爽快感はない。

 まるでお婆さんの態、そうかすでにお婆さんだったっけ。買い物をしていても感じる「大丈夫ですか?」の視線。レジ打ちのお姉さんの荷物を所定の位置まで運んでくれる気遣いに、わが姿の老いを見る。

 大いに甘えよう、ずうずうしいお婆さんとして世間に甘えてどこが悪い?
 ゆとりのない哀れ・・・。

 朝起きたら左目の瞼が妙に重い、筋肉疲労はここまで来たのかと。
 枯れた葉っぱ、萎れた茎は躊躇なく引き抜き捨ててきた報いか? いえ、いえ、物の道理ということに違いない。まっとうな老人道を目指すわたくしであります。