心の置場所が見つからない・・・近所の親しくしていた方たちの訃報は痛く刺さる。
(そうか、いつかは)の思い、ブログを書くなんて独りよがりの寝言みたいなもの。(どうだっていいかな)と嘲笑う。

 今日は記憶が薄れつつある友人宅をYさんと訪ねる。
「一人でいるから、いつでも遊びに来てね」と何度も念を押す。フランス、アフリカ、中国、フットワーク軽くどこへでも出かけた人が至近の町までも怖くて出かけられないとこぼす。

 慟哭・・・。

 いつものように食事をしながら他愛無い話で笑いあう。この長い年月は何だったのか、数十年は風が吹くように流れ三人で(もうすぐだね)と肯く。

(そうか、こういう日が来るんだね)
 でも、享年103才のAさんは笑っているね、「まだまだ…長いよ」って。