『出現』

 暗黒、混沌・・・時空は確かに動いている。
 穴とも見える場は赤・白・緑(青)の連鎖(チェーン)で囲まれている、一方では連結しかけたその連鎖を開く形態のものもある。つまり暗黒、混沌に時空を開いている。

 プロセスである。経過は消滅なのか出現なのかを明らかにしていないが、『出現』とタイトルしている。囲まれた領域が出現したのか。囲まれた領域から暗黒、混沌が出現したのかは不明である。

 囲む線状(鎖状)は世界は分けている。赤・白・緑は、《赤/生命・白/空気・緑/自然》と置き換えることも可能かもしれない。
 想定が困難な地球の歴史、出現は明らかに人類の英知の源を探る私見である。
《人はどこから来たのか》は永遠の謎であり、永遠の神秘である。

 写真は『Rene Magritte』展覧会カタログより