夜泣峠超えて来たりぬ谷に散る紅葉は谷を出ることのなし

 夜泣峠超えて来たりぬ谷に散る紅葉は谷を出ることのなし(夜泣峠越え来谷散紅葉谷出事無)はヤ・キュウ・トウゲ・チョウ・ライ・コク・サン・コウ・ヨウ・コク・スイ・ジ・ムと読んで、野、杞憂、峠、懲、来、酷、酸、哭、様、告、遂、事、無。
☆野(抑えが利かない)杞憂(取り越し苦労)。
 峠(一番盛んな時)を懲(過ちを繰り返さないように懲らしめる)。
 来(これから)酷(容赦なく厳しく)酸(辛いこと)に哭(泣き悲しむ)様(ありさま)を告げる。
 遂(やりとげること)を無(ないがしろにする、軽んじる)。

 夜泣峠超えて来たりぬ谷に散る紅葉は谷を出ることのなし(夜泣峠超来谷散紅葉谷出事無)はヤ・キュウ・トウゲ・チョウ・ライ・コク・サン・コウ・ヨウ・コク・スイ・ジ・ムと読んで、爺、求、峠、諜、礼、告、惨、酷、拗、告、衰、事、撫。
☆爺(年寄り)の求(自分のものにしようとする)峠(絶頂期)を諜(さぐる)。
 磊(小さなことに拘らない)で礼(敬意を払う)と告げる。
 衰える事を蕪(労わる)。

 夜泣峠超えて来たりぬ谷に散る紅葉は谷を出ることのなし(夜泣峠超来谷散紅葉谷出事無)はヤ・キュウ・トウゲ・チョウ・ライ・コクサン・コウ・ヨウ・コク・スイ・ジ・ムと読んで、冶、急、峠、嘲、礼、刻、散、講、様、哭、推、事、無。
☆冶(練り上げる)急(ゆとりがない)峠(盛んな勢い)を嘲(馬鹿にする、あざける)。
 礼(人が守るべき正しい行い)は刻(厳しい)。
 散(自由気ままな)講(話)の様(ありさま)を哭(大声で泣き悲しむ)。
 推(おしはかること)は無(何もなく虚しい)。