風中をうすあおき身を差し入れて蜻蛉は人を避けつつ飛べり

 風中をうすあおき身を差し入れて蜻蛉は人を避けつつ飛べり(風中薄青身差入蜻蛉人避飛)はフ・チュウ・ハク・ショウ・シン・サ・ジュ・セイ・レイ・ニン・ヒ・ヒと読んで、富、知友、魄、省、辛、詐、受、凄、零、忍、日、日。
☆富(財産が豊かにある)知友が魄(落ちぶれてしまった)。
 省みると辛(酷い)詐欺(詐欺、騙されること)を受け凄(傷ましくも)零(何もかも失った)。
 忍(耐え忍ぶ)日々である。

 風中をうすあおき身を差し入れて蜻蛉は人を避けつつ飛べり(風中薄青身差入蜻蛉人避飛)はフウ・チュウ・ハク・ショウ・シン・サ・ジュ・セイ・レイ・ニン・ヒ・ヒと読んで、封、注、迫、章、真、査、新、製、励、尽、被、秘。
☆封(閉じたもの)の注(意味を書き記し)迫る章である。
 真(本当のこと)を査(明らかにして)新しく製(作ること)を励ます。
 尽(ことごとく)被(覆いかぶせて)秘(人に見せないように隠している)。

 風中をうすあおき身を差し入れて蜻蛉は人を避けつつ飛べり(風中身差入蜻蛉人避薄青飛)はフ・チュウ・ハク・ショウ・シン・サ・ジュ・セイ・レイ・ニン・ヒ・ヒと読んで、風、宙、博、照、神、左、新、生、礼、人、日、庇。
☆風(風が吹く)宙(大空)は博(大きく広がっている)。
 照(あまねく光が当たり)神(不思議な力がある)。
 左から生まれることに(朝日)に礼(敬意を払う)。
 人は日(太陽)に庇(守られている)。