経年劣化・・・理の当然、自然の成り行きに逆らう術は無い。
 昨日を忘れ、今すら忘れがち。今日は何曜日だったか約束事項はないかをカレンダーで確認する。

 必須なものはみんな身の回りに置くから周辺はゴミの山のようになり、探し物は隠れる。散々捜して、目の前に有ったことなど日常茶飯事、きわめてだらしない生活を送っている。

 これじゃぁいけない!自分を𠮟りつけるけれど瞬間、気持ちは萎えている。
 出かけることが億劫になり、出かけねばならないサークルや講座を頼りにしている。内容より行動、移動が目的である。

 高齢者として普通だよ、と自分に言い聞かせる。笑止、元々だらしなかったじゃないか・・・。
 近所の103才になるKさん「近頃足が痛くて」と言いながら自力でデイサービスの送迎車に乗り込む勇姿に元気をもらっている。

 白露や死んでいく日も帯しめて(三橋鷹女) 及ばないけど、がんばる!