枢機卿春の砂岩に眠るなり

 枢機卿春の砂岩に眠るなり(枢機卿春砂岩眠也)はスウ・キ・キョウ・シュン・シャ・ガン・ミン・ヤと読んで、雛、嬉、嬌、春、社、玩、民、也。
☆雛(ひな)で嬉(遊び楽しむ)嬌(可愛らしい)春の社(祭り)を玩(大事にする)民(一般の人々)也。

 枢機卿春の砂岩に眠るなり(枢機卿春砂岩眠也)はスウ・キ・キョウ・シュン・シャ・ガン・ミン・ヤと読んで、枢、基、教、俊、査、眼、見ん、也。
☆枢(かなめ)は基(根本)であると教える。
 俊(優れた人)が査(明らかにする)眼(物事を見極める能力)を見ん也。

 枢機卿春の砂岩に眠るなり(枢機卿春砂岩眠也)はスウ・キ・キョウ・シュン・シャ・ガン・ミン・ヤと読んで、崇、貴、教、詢、再、願、民、也。
☆崇(あがめ)貴(尊ぶ)教えを詢(問うこと)を再び願う(乞う)民(一般の人々)也。

※枢機卿、カトリック教会で教皇につぐ最高の行政職。(陰の実力者とも)
 春の砂岩とは、概念を覆し世界的な名声を誇った時代の寵児、かつて若かりしフランソワーズ・サガン(-2004)を指すのではないか。大きな影響を与え、時代を動かした陰の実力者であり、眠るというのは、活動を止めて静かな状態であるという意か。