溝を見て歩くのが好き溝のなか溜まりし土に白すみれ咲く

 溝を見て歩くのが好き溝のなか溜まりし土に白すみれ咲く(溝見歩好溝中溜土白菫咲)はコウ・ケン・フ・コウ・コウ・チュウ・リュウ・ト・ハク・キン・ショウと読んで、講、兼、付、交、隆、図、迫、勤、証。
☆講(話)は兼(二つ以上のものを併せ持ち)付(渡す)。
 交わる講(話)を注(書き記す)と隆(もりあがる)図(はかりごと)があると吐く。
 勤(精を出す)と証(裏付ける事実)がある。

 溝を見て歩くのが好き溝のなか溜まりし土に白すみれ咲く(溝見歩好溝中溜土白菫咲)はコウ・ケン・ブ・コウ・コウ・チュウ・リュウ・ト・ハク・キン・ショウと読んで、更、検、舞、衡、考、註、立、途、迫、襟、悄。
☆更(新しく入れ替え)検(調べること)を舞(励ます)。
 衡(釣り合い)を考え、註(意味を解き明かす)と立(論が成り立ち)途(みちすじ)に迫(近づく)。
 襟(心の中)の悄(憂い)である。

 溝を見て歩くのが好き溝のなか溜まりし土に白すみれ咲く(溝見歩好溝中溜土白菫咲)はコウ・ケン・フ・コウ・コウ・チュウ・リュウ・ト・ハク・キン・ショウと読んで、恒、倹、補、巧、請、流、賭、白、金、消。
☆恒(常)に倹(出費を切り詰め)補(おぎない助ける、繕う)巧(上手なさま)を請(望む)。
 流(一か所に留まらない、無くなる)のは賭(かけごと)だと白(申し上げる)。
 お金は消(無くなる、控えめに使うこと)である。