いつか僕も文字だけになる その文字のなかに川あり草濡らす川

 いつか僕も文字だけになる その文字のなかに川あり草濡らす川(何時撲文字成其文字中川有草濡川)はカ・ジ・ボク・モン・ジ・ジョウ・キ・ブン・ジ・チュウ・セン・ユウ・ソウ・ジュ・センと読んで、加、字、僕、悶、状、記、紊、自、衷、専、憂、操、需、宣。
☆加(その上に重なる)字は撲(わたくし)の悶(思い悩む)状(ありさま)の記である。
 紊(乱れる)自(わたくし)の衷(心の中)は専(もっぱら)憂(心配し苦しむ)。
 操(心身を固く守ること)に需(必要)だと宣(はっきり述べる)。

 いつか僕も文字だけになる その文字のなかに川あり草濡らす川(何時撲文字成其文字中川有草濡川)はカ・ジ・ボク・モン・ジ・ジョウ・キ・ブン・ジ・チュウ・セン・ユウ・ソウ・ジュ・センと読んで、化、辞、朴、問、治、成、企、文、字、注、選、捜、需、遷。
☆化(形、性質を変えて別のものになる)辞(言葉)を朴(ありのまま)に問い治めると成(出来上がる)企(くわだて)である。
 文の字を注(書き記し)選び捜すと需(必要な)遷(移り変わり)がある。

 いつか僕も文字だけになる その文字のなかに川あり草濡らす川(何時撲文字成其文字中川有草濡川)はカ・ジ・ボク・モン・ジ・ジョウ・キ・ブン・ジ・チュウ・セン・ユウ・ソウ・ジュ・センと読んで、苛、爾、撲、問、事、常、気、悶、知友、践、勇、総、需、戦。
☆苛(厳しい)爾(あなた)を撲(叩き)問いつめる事の常、気(きもち)は悶(もだえ苦しむ)。
 知友の践(行う)勇(猛々しい)総ての需(必要とすること)は戦いである。