『三つの停止原基』

 原基とは何か、基準とは何か…わたしたちは既に原基を知っている、と思っているし変えようもなく《断定》だと脳裏に刻んでいる。

 しかし、この作品『三つの停止原基』を見ると、今までの総ての思い込みを否定しており、おかしいほどに自由である。
 時代(つみ重ねられた人類の時間)の中で賢者により決定された得心の行く停止原基とはまるで異なるこれらを肯定できるか?

 難問の提示である、突き付けられた永遠の課題でもある。

 写真は『DUCHAMP』TASCHENより