春の航わが紅唇を怖ぢにけり
春の航わが紅唇を怖ぢにけり(春航我紅唇怖)はシュン・コウ・ガ・コウ・シン・フと読んで、舜、好、画、紅、芯、普。
☆舜(木槿)を好み画く。
紅(鮮やかな赤い色)の芯が普(あまねく、どれにも)ある。
春の航わがべき唇を怖ぢにけり(春航我紅唇怖)はシュン・コウ・ガ・コウ・シン・フと読んで、悛、更、芽、講、新、風。
☆悛(あらためる)と更(入れ代わる)芽(きざし)がある。
講(話)には新しい風(味わい)がある。
春の航わが紅唇を怖ぢにけり(春航我紅唇怖)はシュン・コウ・ガ・コウ・シン・フと読んで、蠢、慌、我、劫、震、怖。
☆蠢(虫がうごめく)のに慌(動揺し狼狽える)。
我(わたくし)は劫(脅かされ)震(ふるえ慄き)怖がる。
春の航わが紅唇を怖ぢにけり(春航我紅唇怖)はシュン・コウ・ガ・ク・シン・フと読んで、峻、考、我、苦、心、譜。
☆峻(厳しく)考(思い測る)。
我(わたくし)の苦心は譜(続く)。